muratyoの日記

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奥野宣之「ちゃんと読むための本」を読みました

奥野宣之さんのちゃんと「読む」ための本 人生がうまくいく231の知的習慣を読みました。

概要

この本の一文目に『これは「読書術」の本ではありません』とあります。読書を通じて「自分の言葉」を育てるための習慣について語られた本です。

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選んだ理由

「自分の言葉」=「言葉を扱う力」でこれはあらゆる表現の土台になるとのこと。
仕事で文章を書くことや誰かに説明をする機会が多く、ちゃんと読んでちゃんと伝えるができるようになりたいと思って手を出しました。
気づき
コスパが悪そうな「習慣」が、人生にプラスをもたらす
スポーツでもなんでも面倒くさい反復練習が成長につながるわけだから、言葉の力も同じですよね。面倒くさいけど確かに大事だなと感じました。
②本棚への考え方
本棚に入れていいのは「これから読む本」「今後も再読する本」「よく参照する本」の3種類だけにするというもの。買った本を取捨選択するっていう考えが自分になかったので驚きました。手放すのがもったいないと感じてしまうので。
ブラウジングとリーディング
ブラウジングが長い文章やページ全体にざっくり目を通すこと。
リーディングが前から順番に意味を把握しながらきっちり読んでいくもの。
ブラウジングで何となく全体を押さえてからリーディングで集中して読んでいく。またブラウジングで本当に集中して読むべき本を選択することが大事だそうです。
自分はどんな本でもきちんと読みたい欲があるので取捨選択はほとんどしないと思いますが、最後まで読まなくてもいいという意識は読書への気持ちを楽にできると感じます。

その他

この本にも「まずは毎日5分」とありました。続けるには大事な考えなんですね。
後半で『勉強は学生時代で卒業すべき』だとか、『読書は勉強ではなく、勉強は読書ではない』など勉強に対して著者が陰性感情を持っている文を目にしました。勉強=暗記の認識なんでしょうか?なんだかすごくもったいない。勉強も読書も「学び」であって、それが自分の成長になり「自分の言葉」につながっていくと思っているのだけど違うのかな?

何はともあれ良い文章にたくさん触れることの大切さを意識することができた本でした。

 

 

3つの気づき

  1. 良い文章をたくさん読む反復練習が自分の言葉になる
  2. 本棚は必要な本のみを入れておいて空きスペースを常に作る
  3. ブラウジングとリーディングという2種類の読み方を使い分ける

3つのTO DO

  1. たくさん本を読んで、感想をアウトプット!
  2. 毎日本棚を整理する時間を作る(歯磨きしてるときとか)
  3. 全体把握→集中して読むを意識して読書